Shifterミートアップで「Shifter HeadlessとSaaSを組み合わせたサーバーレスECサイトの構築」というテーマで話してきました！

9/9に開催されたShifterミートアップにスピーカーとして参加してきました！

今回は「Shifter Headless と Algolia 活用術！」がテーマの回でした。弊社からは堀家がスピーカーとして参加して「Shifter HeadlessとSaaSを組み合わせたサーバーレスECサイトの構築」というテーマでセッションをお届けしました。

内容として、以下の構成でサーバーレスなECサイトを作るにあたっての色々を話してきました。

この構成の良いところは、インフラを中心とした様々な運用負荷が軽減されたり、データ量やアクセスが増えた時のスケーラビリティやパフォーマンス、個人情報やクレジットカード保管に関するセキュリティの確保など、そこにかける人的なリソースを最小限にして、売りたいものを売るための施策に集中できることです。

その反面まだまだ開発者のπとしては少ないなとも感じていて、理にかなった設計やこれに合わせたコンテンツ運用を作るための体制づくりをどうやるかなどの課題もまだあるかなと考えています。

しかし、エンタープライズ領域のECの選択肢としては全然ありだなとも思っているので、是非興味がある方はOffice Hoursにてご相談ください！

2020年秋 Algolia入門

Algoliaの日本法人でSenior Manager Solutions Engineerを担当されている篠原英治さんからはAlgolia入門についてのお話でした

個人的には「Algoliaってこんな色々な機能あったんだ！」というのが率直な感想でした。Algoliaは「Search & Discovry」というコンセプトがあります。単純に検索だけじゃなくて自分のみたいコンテンツをDiscovryするという世界観はとてもいいなと思いました。

そして一番大事なところは「爆速検索！！」であることです。Algolia内部では検索エンジンのコードやインフラの構成などのチューニングを通して、検索パフォーマンス改善にとても力を入れています。検索速度で大きくサイトのコンバージョンが変わったりするので、ここに注力してくれいてることはユーザにとって非常に大事なことだなと感じました。

もちろん日本語についても爆速で検索が可能です。さらに日本語対応の機能拡張も現在実装中とのことです。具体的には、辞書や漢字、かな、ひらがなの自動補完、Query Suggestionへの対応などです。

この辺りがリリースされると、日本語でほぼ対応できない要件はなくなるんじゃないでしょうか。今後の発展が楽しみですね！

そのWordPressちょっとShifterに移行してみませんか？

株式会社現場サポートのモバイル/インフラエンジニアをされている上釜幸大さんからはShifterとの馴れ初めやShifterへの移行を考えるにあたってのお話でした。

Shifter移行でポイントとなるのは、検索、問い合わせ、予約といったフォーム周りの移行です。WordPressにはたくさんのフォームプラグインがありますが、Shifterではこれらのプラグインが使えず、代替のサービスに乗り換える必要があります。

検索はAlgolia、予約フォームはBookafyやYouCanBook.me、問い合わせフォームにはKwes formやSATORIを上釜さんはお勧めされていましたが、皆さんはどれを使われているのだろうと興味がわきました。

総合的に見ればWordPressサイトを運用するのにShifterはおすすめです。フリープランがあるので先に移行を試して見ることも出来ます。さらにその結果をコミュニティでアウトプットしながらShifter自体もユーザも成長していくというエコシステムが出来きています。これは本当に素晴らしいなと思いました。

しかし、Shifterが「最高！」というにはまだ足りない部分もあります。「繊細」なエッジケースに遭遇して、ジェネレートがうまく行かなかったり、コンテンツ運用の人達にとってはまだまだ使いづらい部分があるなどのフィードバックもお話されていました。

確かになとも共感しつつ、それらがクリアされてより良いサービスに成長していってもらえると非常に嬉しいですね！